今のような神前式が初めて行われたのは明治初期。

明治天皇の皇太子(後の大正天皇)の結婚式が皇居内の御殿で行われたことが始まりと言われております。

その後、同様の挙式を行いたいという国民の希望に応え、皇室の婚礼儀式を参考に神社で行う 神前挙式が誕生しました。

儀式の内容や作法は、斎主(神職)に委ねられており受け継がれてきた進行がそれぞれにあります。

ここでは餞心亭おゝ乃ガーデンテラスの「夢殿」についてご紹介いたします。

夢殿に御祀(おまつ)りいたします御祭神(ごさいじ)は、日本の中央に王の御嶽(おおのみたけ)と古来より鎮まります天地創造の祖神(おやがみ)であります。

当夢殿には、御嶽山大和本宮(おんたけさんやまとほんぐう)より第十一代管長大桃吉雄殿(おおももよしおでん)より御親祭(ごしんさい)にて、餞心亭おゝ乃のために御分霊奉斎(ごぶんれいほうさい)しております。

そのため祭式、献饌法(けんせんほう)は御嶽山大和本宮の作法に基づいて御奉仕させていただいております。

また年間の各行事には、夢殿で挙式された新郎新婦様の幸せを願い、御祈りをさせていただいております。

●せんしんの儀

神聖な儀式を行うために、巫女や弊社のカメラマンを御清め(おきよめ)いたします。

●参進の儀(さんしんのぎ)

神聖な場の御清めを太鼓の響きで行い、一同入場いたします。

●修祓の儀(しゅうばつのぎ)

御神前(ごしんぜん)と新郎新婦参列者の御清めをいたします。

●祝詞奏上(のりとそうじょう)

夢殿(ゆめどの)に御祀(おまつ)りしてあります「世界を創造(そうぞう) した親神様(おやがみさま)国常立尊( くにのとこたちのみこと )」、今より始まる新郎新婦の新婚生活が幸せなものでありますよう御願いし、合わせて、幸せの神様であります「大国主命( おおくにぬしのみこと)」に一生の幸せを御授け(おさずけ)願います。

そして、子授け(こさずけ)を司り(つかさどり)災い(わざわい)をよけて下さる薬師(やくし)の御祖(みおや)である「少彦名命( すくなひこなのみこと )」に災いの消滅を御祈りいたします。

自らが御神前に言霊(ことだま)をささげ、その実行にふさわしい御神霊を御授けいただく儀式でもあります。

●玉串奉典(たまぐしほうてん)

自らの魂を神様に捧げて誠心(まことごころ)を認めていただく儀式。

古来、玉串に鈴や宝石をくくりつけて神様の神魂和(みたまなごめ…神様の心を和らげること )を御祈りした記録もあり、おゝ乃では太陽を表した「金の鈴」と、月を表した「銀の鈴」を、その音霊(おとだま) で御清めと祝福を添えて献上させていただきます。  

●三三九度の盃(さんさんくどのさかずき)

三三九度の、最初の「三」は「天・地・人」を、二つめの「三」は「先祖・自分・子孫」を、盃は「器」を、御神酒は「御神霊(ごしんれい)」を表します。

その全てを極限の数である「九」で満たして、全ての御許しをいただき体内に満たす儀であります。

おゝ乃の第一座の神様は新郎新婦の幸せな世界を開くことが出来る神様です。

第二座の神様は、新郎新婦の永遠の円満と周りのあらゆる家族を幸せに満たして下さる神様です。

第三座の神様は、新郎新婦を妨げるあらゆる苦しみから御救いくださる神様です。

当館の夢殿での三三九度は、新郎新婦の幸せ・取り囲む周りの方々の幸せ・障害を乗り越える力 と知恵を授けてくれるという三つの神様の御徳(おとく)を授かることでもあります。

●指輪交換贈呈の儀(ゆびわこうかんのぎ)

指輪は終わりがないことを示し、また「円=縁(えにし)」でもありこれを互いに交換する事で、全てを相手に委ねる決意を神様に見守っていただく儀式です。

●御神楽奉舞(おかぐらほうぶ)

祝詞(のりと)で御祈りした神々様の御徳を讃える御神楽(おかぐら)を 奉舞(ほうぶ)して、御徳を倍増していただきます。巫女(みこ)の神楽鈴(かぐらすず)の音霊(おとだま)で、新郎新婦と御参拝者を御清めし浄福(じょうふく…お清めされた幸せ(福))を御授けいたします。

●誓詞奏上(せいしそうじょう)

神様の御諭(さと)しを受けて御神前に誓いの言葉を奏上(そうじょう) します。誓いは、受霊(うけい)ともいい、

●玉串奉典(たまぐしほうてん)

自らの魂を神様に捧げて誠心(まことごころ)を認めていただく儀式であります。

古来、玉串に鈴や宝石をくくりつけて神様の神魂和( みたまなごめ…神様の心を和らげること )を御祈りした記録もあり、おゝ乃では太陽を表します「金の鈴」と、月を表します「銀の鈴」を、男性原理と女性原理として一つに結び、その音霊(おとだま)で御清めと祝福を添えて献上させていただいております。

●親族一献の儀(しんぞくいっこんのぎ)

巫女(みこ)が御神酒(ごしんしゅ)を御一人御一人注がせていただき、一同に飲み干すことで、一族連枝(いちぞくれんし)となります。

●誓詞・夫婦守り授与(せいし・めおとまもりじゅよ)

誓詞は新郎新婦が御神前で御誓いした時間と空間と真心が言霊(ことだま)と共に封ぜられております。

結婚記念日に御家の御神前で御読みいただきたいと思います。

また夫婦守りは、御二人の幸せを御祈りした御神徳が込められております。

夫婦円満を願うためにも大切に身につけられて下さい。

このように一つ一つの項目に意味があり、お二人が神様に結婚の誓いを立てられることにより、ご親族も親戚としての約束を交わすことが含まれており、日本人らしい文化が神前挙式には含まれております。