披露宴に出席した際の座り方や、ちょっとした作法や相図のようなものを御紹介します。

着席

  • 椅子の左側から着席します。
    今でこそ、飲み物も料理も左右どちらからでもサービスされるようになりましたが、正餐の場合は、飲み物は右から、食べ物は左からサービスされると言う決まりがあり、左から着席して右から飲物が饗応されると言う仕組みです。
  • テーブルとの距離は拳一つ位空けた状況で椅子を引きます。
  • 初対面の方と同席になった場合は、簡単な自己紹介をします。
    つい自分と親しい方と話をしがちですが、初対面の方にも、まんべんなく話しかけるよう心がけ、相手のお話も興味を持って聞きましょう。
    声の大きさは、ほかの方々の会話の邪魔にならないよう気をつけましょう。
    食卓での会話はお料理をより美味しくし、楽しいときを過ごすためになくてはならないスパイスです。

カトラリー

皆様はカトラリーと言う(ナイフやフォーク等の総称)の語源をご存知でしょうか?

中世の頃迄、あのフランスでさえ手づかみで食事をしていたとされています。
18世紀にイタリアのメディチ家のカトリーヌ王女がフランスに王妃として 御輿入れする際に持参した事から、王妃の名前を取ってカトラリーと名付けられたと言われています。

又、食事の際に一番気を付けなくてはいけない事はナイフの刃先は必ず自分の方に向けておくと言う事

  • ナイフの刃先を相手側に向けて置く事は敵意を示すものとされ、いつでも 凶器となるものとも言われていたからです。
  • 外側にセットされているナイフ・フォークから順番に使用します。
    デザートフォーク・ナイフ・ティースプーンはショープレートの上側にセットされている場合が多いです。

ナフキン

  • ナフキンは二つ折にして膝に置きます。
  • ナフキンは、膝の上に二つ折にして掛けておき、食事をしてドリンクを飲む時に口紅やソースがグラスについて見苦しくならないようにナフキンの端を使って口元を押さえてからグラスを手にしましょう。
    途中で席を立つ場合は椅子の上に置いて(食事中の合図)おき、食事を終了して 退席する場合は折り畳んで(食事終了の合図)テーブルの上に置いてから、退席する。
  • 一昔前迄は正餐の場合には銀製のフィンガーボ-ルと言うものが存在していました。
    手づかみで食事をしていた時代、指先を洗うものとして用意されたものです。
    現在はカトラリーが充実した事もあって、なかなかお目にかかれなくなりました。

作法としてはこの他にもたくさんありますが、周囲の方に不快を与えない事が大切なことで、お二人を祝福する気持ちがあれば自然と振舞えると思います。

周りを楽しくし、ご自分も楽しんでいただけたらと思います。